婚活を成功させるためには、自分に自信を持つことと相手（男性）について知ることが大切です。と言うわけで、男心や男性の思考について理解を深めてみましょう。「男って単純」という人もいれば、「男心は意外と複雑」という人もいます。どっちが本当で、婚活女子は男心をどう理解していけば良いでしょうか？

男は単純？

男性にもいろんなタイプの男性がいますから、一概にみんなこう！とは言い切れません。しかし、男性と女性でははっきりと体の作りや機能が違っていて、男女で脳にも違いがあると言います。やはり男性的思考と女性的思考には違いがあり、男性の考え方や感じ方には一般的なパターンや傾向があると言えるでしょう。

男の子と女の子の両方を育てている女性に聞くと、大抵の女性が「男の子は素直で単純。分かりやすく扱いやすい、女の子は複雑で分かりにくいことがある」と言います。やはり男女には大雑把に分けると違いがあるようです。

自分が小学校くらいの頃を思い出してみるとどうでしょうか。女子たちはよく「男子ってバカよね！」って言っていませんでしたか？（言っていましたよね！）

そして小中学校時代、女子たちの恋する男の子や憧れの先輩はわりと色々なタイプに別れるのに対し、男子の好きな女の子や男子に人気の後輩は一極集中ではなかったでしょうか。決まって男子が好きな女子というのは、顔が可愛い、胸が大きい、スタイルがいい、そんなタイプの女の子に集中するのです。

大人になってからもそうですよね。就活には美人が有利。優秀さレベルが同じ２人の女性がいたら、顔がいい方が選ばれます。なんなら優秀さで劣っていても顔が優っている方が選ばれたりするものです。なぜなら、人事部には男性が多いからです。社会人になっても変わりません。男性社員や男性上司は美人でスタイルが良い女性社員をひいきします。

ここから導き出される「法則」は、男性は外見が最優先ということです。そう言う見方をした場合、男性は単純、男性は分かりやすいと言う論理は間違っていないでしょう。

見た目じゃないよ！大事なのは中身だよ！って言うけれど…？

男性の中には「女性は見た目じゃない、大事なのは中身だ！」なーんて言う人がいますが、女性からすると首を傾げてしまうような言葉です。初対面の異性と会うとき、女性は顔だけでなく全体像を見てその人の第一印象を決めます。例えばその人の服やヘアスタイル、指先や手、時計や靴・持っているカバンのブランド、全体のバランスやセンスなどを総合的に見ています。一方男性が初対面の異性と会うとき、その視線のほとんどは顔、胸、足に集中します。

女性から見るとなワガママだなぁとか、性格悪いなぁと感じる女性が、男性には「超いい子！」と言われたりするのは男性はほぼ見た目で異性の印象を決めてしまうからです。不倫スキャンダルが発覚した芸能人が可愛い子であればそれほど男性はバッシングをせず、あまり可愛くない子であれば不倫なんてけしからん！！と叩くのです。暴言失言の議員が美人であればかばいたくなり、美人とは言えないような議員ならバッシングの対象になります。

男性の言う「中身」は外見が伴ってこそ

「女性は外見より中身だ！」と言う男性に、「それでは外見以外でどんなタイプの女性が好きですか？」と聞いたとき、例えば「癒し系が好き」とか、「家庭的で料理上手な子が好き」とか「趣味が合う子が好き」と男性たちは答えます。

ところがどっこい、自分の好みのタイプでない女性が癒し系を演出して近づいてきたり、家庭的な雰囲気で料理をふるまってくれたりしても、男性はなびかないのです。結局のところ、「自分の好みのタイプの女性が自分の出す条件に当てはまっていた場合」でないと、男性はその女性に魅力を感じないものなのです。

女性が男性に与える印象は、見た目・外見によって大きく変わると言う法則を覚えておきましょう。同じミスをしても、美人は許されブスは叩かれる、そんな非情な面を男性は持っています。「大事なのは中身！」の中身は、外見によって構成される中身なのです。

結婚を決めるとき、男性は重大な決断を下す

男性にとって、見た目の良い女性は性格の良い女性になることが多く、美人の女性を優しく扱い、美人の女性をひいきする傾向があります。この行動パターンの裏にあるのは、性的な下心です。男性の興味や判断には、性的な下心が常に加味されます。

男性の下心にとってメリットがあるかどうか、この判断基準を覚えておくことが重要です。なぜなら、結婚をする決意を男性が固めるとき、男性は「残りの人生この女性とのみセックスをする」と言う決断を下すからです。この重大な決断を男性にさせるように、婚活女子は誘導していく必要があります。